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​支部長挨拶

支部長挨拶

富山市の環水公園の桜は今がちょうど満開で見頃を迎えています。会員の皆様には、いかがお過ごしでしょうか。(4月6日に書いています。)


昨年は桜蔭会富山支部に3名の新入会員を迎え、新しい年度をスタートしました。6月にはコロナ禍の中ではありましたが、無事総会を開催することができました。


さて、私は同窓会支部長2年目となりましたが、現在、富山県女性財団で男女共同参画に関する業務をしています。その事業の一つとして、昨年はジェンダー研究所の申きよん教授のオンラインセミナーを開催しました。申先生の講義は大変分かりやすく「女性の政治参画への勧めとパリテ法」を教えていただきました。申先生には富山にいらした時はぜひ、食事をご一緒しましょうと約束しました。


コロナは生活様式や学びや会議を変えました。桜蔭会総会や2か月に一度開かれる運営委員会もオンラインです。私も仕事の参考にと、母校の開放講座の中から国際シンポジウム「グローバル女性リーダーシップ:アジアからの提言」を受講してみました。桜蔭会本部主催の微音塾の他に興味のある講座があることが分かりました。コロナで富山でもリアルの生涯学習の講座が少なくなっていますが、オンラインを活用すれば東京でもどこでも学ぶことができ、情報を得られることは大きな変化だと感じます。もちろん、演劇や人との関係づくりはリアルに勝るものはありませんが。


また、お知らせしたい母校のニュースとしては2024年度に共創工学部(仮称)を設置構想中で、これまであった文教育学部、理学部、生活科学部に加え、「人間環境工学(仮称)」と「文化情報工学(仮称)」の2学科を有する定員46名の工学部となる予定だそうです。これは、日本のジェンダー平等をめざす施策の一つとして、理系の女子を増やすためです。日本の学問・研究者の男女共同参画は、他国に比べて著しく遅れており、国際競争力の維持・強化には、性別を問わず多様性が必要ということ新学部設置の理由のひとつのようです。なお、一足早く奈良女子大学は今年から工学部を開設しています。


さて、富山支部総会は6月12日(日)に開催する予定ですが、若い頃を思い出すと、私も総会にはなかなか出席しにくい感じがありました。また、働いている方や子育て中の方は時間がとりづらいかもしれませんが、気軽に、総会にいらっしゃいませんか。同じ寮にいた先輩とか、高校の同じ部の後輩とか、出会えたりします。時間を忘れて、楽しい時間を過ごしていただきたいと思います。


八島美智子

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