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支部長挨拶
支部長挨拶
桜蔭会富山支部の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと存じます。日頃からの温かいご支援、ご協力に心より感謝申し上げます。
この度、富山支部長を務めさせていただきます、昭和59年被服学科卒の君波敦子です。お茶の水女子大学が150年、桜蔭会が120年の歴史を持つ中で支部長という大役を仰せつかり、その重みに身が引き締まる思いです。これまで桜蔭会富山支部との関わりは少なかったものの、会報は毎年楽しみにしておりました。教員を定年退職後、より幅広い繋がりを求める中で桜蔭会への参加を決意しました。役員の経験なく支部長を務めることになり、身に余る光栄ではございますが、2005年に大学で3ヶ月間内地留学させていただいたご縁もあり、これまでのご無沙汰をお詫びする意味でも、精一杯務めさせていただきます。
昨年、卒業40年目のホームカミングデーで被服学科の同窓会が開催され、久しぶりに大学を訪れました。その際、20年前の内地留学の記憶が鮮明に蘇りました。当時は「家族・保育分野の効果的な指導法」をテーマに、英語文献の読解や論文作成、公開授業への参加など、学生時代に果たせなかった学びを深めました。また、学生時代に訪れることのなかった小石川植物園や六義園などを散策し、若い学生たちと徽音祭で盛り上がるなど、充実した3ヶ月を過ごしました。
内地留学の懇親会で、指導教官の牧野カツコ先生から「これぞ昔のお茶大生」と温かいお言葉をいただいたことは、今でも大切な思い出です。桜蔭会富山支部の方々とのご縁が、お茶の水女子大学での記憶をより鮮明にしてくれました。このご縁を大切に、支部長として務めを全うしてまいります。皆様のご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
君波敦子
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